こんにちは!株式会社エージェンテック・エヴァンジェリストのミヤザキです。
今回は、身近にあるテーマからDXに取り組むためのヒントとして、
タブレットを活用した社内資料のペーパーレス化
についてお話ししたいと思います。
タブレットを活用できていますか?
この記事をご覧いただいているほとんどの方は、プライベートや仕事でスマートフォンを使っていることと思います。
広く普及したスマートフォン
スマートフォンは電話としてはもちろん、メールやSNS、ウェブサイト閲覧だけにとどまらず、ゲーム、マンガ、動画といったエンタメ領域でも幅広く利用されており、今では生活になくてはならない存在になっています。
スマートフォンに比べてタブレットは…
ところで、タブレットはどうでしょうか?
スマートフォンほどの割合ではないかもしれませんが、こちらも多くの方がすでにお持ちなのではないでしょうか。
中には、会社からタブレットを支給されているケースも少なくないですが、果たしてビジネスに上手く活用できているでしょうか?
「Webサイトを見るぐらいにしか使ってないなぁ」
「仕事はパソコンでやるからタブレットは…」
「通勤電車の中でYouTubeをよく見ています」
このように、ほとんどの方はビジネスには活用できていないのではないでしょうか?
実はビジネス活用のチャンスが多いデバイス
タブレットは、パソコンともスマートフォンとも異なる特性を持ったデバイスです。 その特性をきちんと理解すれば、パソコンやスマートフォンよりも適したシーンで活用でき、業務効率を上げることができるのです。 今回の記事では、タブレットのビジネスシーンでの活用についてご紹介します。
タブレットをオススメする3つの理由
まずは、ビジネスシーンでのタブレット利用をオススメする理由として、3つのポイントを洗い出してみました。
理由1:コンパクトで手軽
ノートパソコンよりも軽量コンパクトなのでかさばらず持ち運びもラク。また、起動もスマートフォンと同様に素早くできます。
画面サイズはスマートフォンよりも大きいため、資料や動画などをストレスなく閲覧できます。
理由2:直感的な操作性
ピンチイン・アウト、フリック、スワイプなどのスマートフォンでおなじみの直感的な操作ができます。
また、手書き入力に対応したアプリであれば、ペンや指で文字や図を書き込むこともできます。
さらに、パソコンと違ってキーボードがないため立ったままでも操作でき、使う場所を選びません。
理由3:鮮やかなディスプレイ
AppleのRatinaディスプレイをはじめ、ノートパソコンよりも解像度の高い、高精細なディスプレイが一般的になっています。
このため、画像を拡大してもきれいに表示されます。
コンテンツ閲覧に最適なタブレット
これらの特徴を備えたタブレットは、資料や写真、動画などのコンテンツ閲覧に適しています。
コンテンツといってもゲームや音楽、映像作品だけではありません。
ビジネスシーンにおけるコンテンツには、プレゼン資料やカタログ、商品写真、プロモーション映像などが挙げられます。
例えば、プロカメラマンが撮影した商品写真でデザインの美しさを見せたり、プロモーション映像で商品のカッコいいイメージシーンを訴求するなど、ビジネスシーンにおいても「コンテンツ」は大変重要な役割を果たします。
タブレットだからこそ商品のアピールポイントをしっかりと伝えられる、ということもあるのです。
タブレットのオススメ利用シーン
ここまで述べてきたように、タブレット端末は、コンパクトなボディでさまざまなコンテンツを自在に閲覧することができます。
紙の資料をタブレットに置き換えることでペーパーレス化を実現。
さらに、写真や動画なども高精細に表示することができるので紙以上の効果を上げることができます。
シーン1:マニュアル共有
マニュアルDXで写真も動画も活用
社内で大量にある紙のマニュアルをPDF化してタブレットで閲覧できるようにします。
デジタル資料は検索も容易ですので、膨大なファイルから必要事項を探す手間が省けます。
また、写真や動画を活用すれば、紙では分かりにくい作業も一目瞭然になります。
シーン2:営業ツール
商談資料をオールインワンで持ち運び
商品カタログ、サンプル写真、価格表、プロモーション映像…商談にはたくさんの資料を持ち運ぶ必要があります。
これらの資料を全て共有してタブレット1台に集約できれば、カバンは軽くなり身軽になりますし、大切な商談で「提案資料をわすれた!」なんていうミスもなくなるはずです。
シーン3:ペーパーレス会議
紙にまつわるムダをなくしてスムーズな運営
会議のたびに配布される膨大な量の紙資料をタブレットでの閲覧にシフトさせます。
これまで会議前の準備にかかっていた資料の印刷やホチキス止めといった面倒な手間がなくなり、コスト削減・時間短縮につながります。
タブレットでビジネスをさらに円滑に
これらのビジネスシーンには、モバイルコンテンツ管理ソリューションABookBizを使えば、より効果的にタブレットを活用することができます。
400,000端末に導入されているコンテンツ管理アプリ、ABookBizの製品ページはこちらから!
今回は簡単なご紹介となりましたが、より詳しい事例などはまたこちらのブログで紹介していきたいと思います。
筆者紹介
宮崎 裕明
株式会社エージェンテック / マーケティング部 エヴァンジェリスト
産業機器の開発20年を経て、開発のプロセス改善コンサルティングに従事。その後はスマートデバイスを活用したソリューションでお客様の課題解決支援に奔走し、VR元年から360度パノラマVRコンテンツ制作サービス立ち上げに参加する。
自身でも5,000枚以上の360度パノラマ写真を撮影してきた経験をもとにコンテンツの重要性の啓蒙活動を行い、その一環としてYouTube・本ブログにて「教えて!VR先生」を連載。
2024年度4月からは、AIをテーマにYouTube・本ブログにて「教えて!AI」連載中。
現在は、VRのプロフェッショナルとしての活動のほか、スマートデバイスのフィールド業務における活用方法など、さまざまな業界の支援へと活動の幅を広げている。
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