
こんにちは!
VR先生!こと、株式会社エージェンテックのミヤザキです。
このブログは、VRに対するノウハウや活用方法など、エージェンテック社のSmart360を使って360度パノラマコンテンツについての”おもしろさ”や”便利さ”などの魅力を初心者の方にも分かりやすくお伝えしています。
質問も受け付けていますからお気軽にどうぞ!
ブログのきっかけは「ちゃんと伝えたい」
記念すべき第1回目の投稿は、360度パノラマ制作についてブログを始めようとしたキッカケについて、少しだけお話させていただきます。
2016年VRビジネスは課題がいっぱい
話はVR元年と言われた2016年ごろまで遡ります。
当時は360度パノラマVRコンテンツ編集サービスの運用を始めましたが、まだまだ360度パノラマコンテンツの活用事例も少なく、普及には課題が山積みでした。
思考錯誤でカット&トライを繰り返し、さまざまな課題をクリアしながら、360度パノラマ撮影テクニック、360度コンテンツ制作、活用ポイントのノウハウを蓄積するに至りました。
これまで蓄積したノウハウを伝えたい
ようやく最近では360度パノラマコンテンツを見かける機会は多くなったと思いますが、まだまだ、日本では、詳しい情報や活用事例も多くないのが実情だと思います。
既にこのブログをご覧の皆さんは、何かしらVRに興味があって来られたことでしょう。
「これから始めたい」「360度パノラマVRコテンツをビジネスに活用したい」と考えてはいるものの・・・
「そもそもVRって何?」
「VRのビジネス活用ってどういうこと?」
「360度パノラマVR画像ってどんなものなの?」
など、このような疑問をお持ちの方が少なからずいらっしゃるのではないか?
そんな方々の一助になればと思い、初歩的なところからVRのことを伝えていきたいと考え、ブログに綴ることにしました。 もちろん今後はマル秘テクニックまで紹介していきたいと思いますので中級以上の方にも満足いただけると思います!
そもそもVRって何?
さて本題になりますが、これからVRについての取り組みをはじめようとする方たちにとっては、
そもそもVRって何?
どんな使いかたができるの?
と言った疑問がでてくるかと思います。
良く質問されるのが・・・
「VRってゲームで使ったりするゴーグルのやつですよね!
確かに、それもひとつですが・・・
これは、専用ゴーグルを使ってVR(Virtual Reality)の没入感を楽しむ一つの手段でしかありません

情報で作られた仮想空間
VRは「仮想現実」ですが、広い意味を持っているために、VRコンテンツは、さまざま活用方法があります。このブログでは、手段として専用ゴーグルを必要としないPC、タブレット、スマホのブラウザで閲覧して利用できるVRについて主に話を進めていきたいと思います。
誰でも使ったことがあるVR技術
これからのICTと言われる時代は、誰もが自然とVRで情報を得られる時代になると思います。
PC、タブレットやスマホを使ったVRってどんなものがあると思いますか?
皆さんが思い当たるとしたら・・・
もっとも身近で一度は使ったことがある「Googleストリートビュー」ではないでしょうか。
Googleストリートビューってどんな使い方をしますか?
Googleがけん引したVRの世界
Googleのストリートビューは、PCでもスマホがあればその場に行かなくてクルクル見回しながら疑似的に空間を見る事ができますよね。
例えば・・・
・初めて訪問する場所の雰囲気や道順を確認する
・飲食店を探して際にお店の雰囲気や個室などの座席などを確認する
などが良く利用する目的かと思います。
飲食店を探しても、店の雰囲気とかまではわかりませんが、VRのおかげで、はじめて行く店内の雰囲気を確認したり、宴会ならテーブルの配置を確認することができます。
VRのビジネス活用ってどういうこと?
なんとなくストリートビューでVRのビジネス利用のヒントが見えてくるかと思います。
もう少し掘り下げてみましょうか。
VRなら打合せもスムーズになる
実際、お店の方に伺った話では、人数によってテーブル配置を変更することもあるとか。
でもVRを使って電話でもスムーズに打合せができるので、お客様も好評だそうです。
利便性はもちろん、説明の効率化、予約率の向上にも繋がるようです。
まだGoogleストリートビューを体験したことない方は、以下の画像をドラッグしてクルクル回して体験してみてください。
Google ストリートビュー
Googleストリートビューに足りないこと
こんな素晴らしいGoogleストリートビューでも弱点はあるもの。画面の中に店舗のHPなどの情報とはリンクされていないため、営業時間やメニューなどの情報は、VR画面外の部分で確認しなければなりません。さらに詳しくとなればHPで確認する必要がでてくるのが厳しいところです。
VR空間に情報がミックスするともっと便利
このように、360°のVR空間に、お店の情報や商品情報など多くの情報を埋め込む(融合する)ことができれば、より利便性の高いVRコンテンツになると思います。
例えば、VRショールームとか、VRモデルルームなどは、この便利さを活かしたとても分かりやすいVRの活用例ですよね。ショールームに置ききれない製品だってVRなら無限大に展示することができるんです。素晴らしいと思いませんか?
たくさんの事例があるのでVRコンテンツの活用方法については、あらためて話をしたいと思いますので是非とも楽しみにしていてください。
360度パノラマVR画像ってどんなものなの?
VR画像って普通の写真とどう違うの?
360度パノラマってどんな画像なの?
ここからは、より具体的にVR画像の疑問についてお話したいと思います。
スマホにもパノラマ撮影機能がある?
皆さんパノラマ写真と言えば、どんなものを想像するでしょう。意外と身近にパノラマ撮影できるツールがあるんです。それがスマートフォンなんですが、同じようでも違うんですね。
iPhone*1などのパノラマモードで撮影した経験が有る方もいると思いますが、これぞパノラマ画像!と思う方も多いかと思います。
確かに間違いではありません。
間違いなくスマホで撮れる写真はパノラマ画像ではありますが、VRコンテンツとして、ここでお話する「360度パノラマVR画像」とは、上下左右全てが画像に収まっている、全天球画像(エクイレクタングラー形式)のことを指しています。
つまり先ほどまでご説明したGoogleストリートビューで体験できる、あの360度全方位クルクルと回る見え方をする画像形式で使う写真のことです。ちょっと違うんですね・・・
ここでは、以下の画像を見てもらえば形式が異なることが分かると思いますのでご覧ください。


このように、画像だけ見ても一目瞭然ですね。全天球写真は、そのままではなんだか良く分からない画像なんです。これを専用のソフトウェアを使うと空間が出来上がるのです。これがVRなんです。
360度VRは全天球パノラマ写真のこと
Googleストリートビューはこのような全天球360度写真(エクイレクタングラー形式)で撮影されているのです。
皆さんがアプリやブラウザで見る際、思うがままに視点を変えたり場所を移動したり、あたかもその場にいるような感覚で景色などを見せることができているのです。
これが、360度パノラマVRの最も分かりやすい例だと言えますね。
まとめ
今回の第一回投稿では・・・
「そもそもVRって何?」
「VRのビジネス活用ってどういうこと?」
「360度パノラマVR画像ってどんなものなの?」
これからVRをはじめようとした時の疑問、いまさら聞けない疑問についてでした。
~もう一歩進んで、撮影方法を解説してみる~
次回もお楽しみに!
VR先生!こと、ミヤザキでした!
筆者紹介
宮崎 裕明
株式会社エージェンテック / マーケティング部 エヴァンジェリスト

産業機器の開発20年を経て、開発のプロセス改善コンサルティングに従事。その後はスマートデバイスを活用したソリューションでお客様の課題解決支援に奔走し、VR元年から360度パノラマVRコンテンツ制作サービス立ち上げに参加する。
自身でも5,000枚以上の360度パノラマ写真を撮影してきた経験をもとにコンテンツの重要性の啓蒙活動を行い、その一環としてYouTube・本ブログにて「教えて!VR先生」を連載。
2024年度4月からは、AIをテーマにYouTube・本ブログにて「教えて!AI」連載中。
現在は、AIの活用を中心とした活動のほか、スマートデバイスのフィールド業務におけるDX化の普及のため、さまざまな業界の支援へと活動の幅を広げている。

360度パノラマVRを簡単に作成してビジネス活用するツール、Smart360の製品ページはこちらから!
本ブログではVRに関する情報を随時お届けします。
メルマガ登録もお願いします!新着情報やお得な情報、お役立ち情報をお届けします!
皆さんからの質問やコメントもお待ちしております!
コメント